2009年11月15日日曜日

組込みエンジニアはもういらない。

最近、Androidが流行のようだ。
Androidはgoogleの組込みOSだ。無料なのが素晴らし。
これから日本でもDoCoMoやSoftbankから新しい機種がでるという話だし、海外を含めれば数十機種発売されるようだ。
日本では、Androidを入たれフォトフレームなるものも発売される。

「これからはAndroid」と言う、バズワードに弱い人たちもいるが、
これからは組込みソフトウェアエンジニアがいらなくなる前兆のように思える。

今までは組込み機器(デジタル家電や携帯電話など)は、それぞれCPUや周辺回路、OSからドライバ全て自前で用意していた。そのため、その上で動作するプログラムは1製品毎に開発ということになっていた。よって多くの技術者がそこでご飯を食べていた訳だ。

しかし、組込み機器でも汎用OSが使えるようになると、1回作ったプログラムが延々と使い続けることができるため、開発がすごく少なくなるのではないだろうか?
(多くの技術者がお払い箱になるのではないか?)

実際、Windowsが普及し、PCが各家庭に1台くらいあるような状況になったが、
うちの会社でも、PCアプリの開発は激減している。
(今は、ほとんどがWebアプリということもあるが、、)

PCと同じ道を、組込み機器も進むのではないだろうか?

GoogleがなぜAndroidを無料で配っているか考えてみよう。
自身のWebサービスを携帯などでも使えるようにして、
ユーザを囲い込みたいに違いない。
まあ、ユーザとしてはGoogleのサービスで大体問題ないが、
しかし、他の会社のサービスは撃沈だろう。

特に若いソフトウェア技術者は、今後どこを頑張るべきかよく考えた方がよいのではないか?

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